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西荻窪・杉並歯科 症例紹介
折れた前歯のインプラント治療
50代 / 男性 / 2021年1月13日 公開
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初診来院時
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治療終了時
治療内容
- 抜歯
- 骨造成
- インプラント埋入
- 仮歯(噛み合わせ調整)
- セラミッククラウン
EHD グループ理事長 前島による治療例です。50代の男性患者さんで、折れた前歯を治療したいとご来院されました。骨造成とともに歯ぐきの再生治療をおこない、約1年間で前歯1本をインプラントとセラミッククラウンで治療した審美歯科です。
レントゲン・C T・視診・触診・咬筋の触診の総合診断によって左上1番の歯根破折と診断しました。歯根破折に対する治療としてはブリッジ治療またはインプラント治療がありましたが、両隣の神経の残っている健康な歯を削ることを避けるためにも、今回はインプラントによる治療を提案し、患者さんのご希望も伺い最終的にインプラントに決定しました。
治療ステップ
治療ステップ1
初診(診査診断)
左上1番が来院時に大きく動揺しており、歯根破折の診断となりました。
歯ぐきの炎症とともにレントゲンで見ると骨吸収も確認できる状態でした。
治療ステップ2
インプラントの抜歯即時埋入
破折した歯を抜歯してインプラントを即時埋入します。
抜歯した破折した左上の前歯。
インプラント箇所の骨が少なかったため、左上の上顎結節から骨と結合組織とを採取し、骨移植したうえで仮歯を設置しました。
治療ステップ3
インプラント経過確認と仮歯での調整
埋入後インプラントと骨が結合するまで約6ヶ月必要です。 インプラントと骨の結合を確認した後、仮歯を用いて機能的、咬合的なトラブルの可能性を経過観察します。
治療ステップ4
セラミッククラウン(上部構造)のセット
仮歯での機能的な確認とともに、この患者さんでは歯ぐきの改善経過も慎重に観察しました。
歯ぐき状況が改善されたことを確認して、最終的なセラミックをセットしました。
治療費
上部構造・仮歯 1本 | 150,000 円 |
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骨造成手術 一回 | 150,000 円 |
CT診断料 一式 | 10,000 円 |
麻酔医費用 一式 | 60,000 円 |
インプラント手術 一式 | 300,000 円 |
合計 | 670,000円 |
※価格は税別です。
※保険外診療による治療費用を明記しています。
※費用は、歯・口腔内の状態によって異なります。
※費用は治療当時のもので現在と異なりますことをご了解ください。
※グループ治療実績をお伝えするため、理事長症例を紹介しています。
リスク・副作用
インプラント手術後は腫れや傷みが生じることや、内出血等による唇の変色などが一過性に出る場合があります。
治療担当
歯科医師:前島 哲也 (EHD 理事長)