診療内容

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インプラント

インプラント

CT診断とデジタルシミュレーションで安全性と痛みに配慮したインプラントを。

インプラントは歯周病や虫歯、外傷などが原因で失ってしまった歯を補う治療です。チタン製のインプラント体を顎の骨に埋め込み、上部構造物という人工歯をつくります。西荻窪・杉並歯科では、まずお悩みをしっかり伺うこと、そして精密なCT検査による診断と専用の解析ソフトに基づき作成した治療計画を分かりやすくご説明して、心の不安を共有することで痛み、怖さに配慮し、なるべく侵襲の少ない治療を実践しています。

インプラントと麻酔

インプラント治療では、局所麻酔を使いますので痛みはほとんどありません。しかし特に痛みに敏感な方、デリケートな方などインプラントの手術は怖いという感じる場合は、よりリラックスして手術を受けることができる「静脈内鎮静法」という麻酔法で施術いたします。

最小限の低侵襲治療

これまでの治療では歯の無いところは、入れ歯やブリッジによる治療が行われていました。しかし、これらの治療では歯を多く削る必要があり、歯肉など歯周組織に大きな力がかかり負担になっていきます。他の部位に負担をかけることで将来、問題になる歯や場所が増えてしまいます。西荻窪・杉並歯科では、そうしたリスクを低減するためにも、歯のない部分だけ最小限の影響(低侵襲といいます)で治療ができるインプラント治療をご提案いたします。

信頼性の高いドイツ製インプラント

西荻窪・杉並歯科では、ドイツのカムログ(CAMLOG Biotechnologies)社のインプラントを採用しています。西荻窪・杉並歯科がこれまでの治療・臨床から、日本人のお口や骨格に親和性の高いカムログ社の製品を中心にインプラント治療にあたっています。また、西荻窪・杉並歯科は、カムログ社のインプラント専門のトレーニングを受けた医師・スタッフが治療にあたり、多くのインプラント実績を持っています。

※カムログインプラントシステムは、長期にわたる基礎と臨床研究に基づいて、ドイツで開発されたインプラントシステムです。ヨーロッパ、アメリカ、アジア各国など世界中で多くの患者さんの口腔機能の再建に使用されています。

安全かつ正確な治療を行うためのサージカルガイドを用いたインプラント埋入

西荻窪・杉並歯科では CT検査を行い、得られたデジタルデータを元にインプラントを精確に埋入するための「サージカルガイド」を3Dプリンタによる作成して、人為的ミスの少ないインプラント治療を提供しています。

CT検査によって得られる豊富なデータにより確実な治療計画をご提案するインプラント治療

西荻窪・杉並歯科のインプラント治療では、まずお悩みをしっかり伺うこと、そしてCTによる検査を大切にしています。私たちはインプラント治療においてCT検査は必須だと考えています。レントゲン検査と目視だけでは、決して見えない部分があります。CT検査によって得られる豊富なデータにより、確実な治療計画をご提案することが可能になります。 インプラント治療では、あなたのお口の中を預かるパートナーとして担当の歯科衛生士を決めさせていただいております。インプラント治療は手術後、2~6ヶ月ほどで骨につきます。それまでの時間、患者さん、歯科医師、歯科衛生士、スタッフそれぞれの正しい相互理解と協力がなければ、治療は成功しません。 最善のインプラント治療はこの信頼関係によって得られます。

インプラントの抜歯即時埋入

事故や歯周病でどうしても抜歯をしなければならない歯のインプラント治療について、前歯を例にご説明します。特に目立つ前歯はできるだけ早く綺麗な歯で治したいという患者さんの希望があります。通常抜歯をしてからインプラントを埋入すると、治療期間が10か月ほどかかりますが、当院で行っている抜歯即時埋入では抜歯と同時にインプラントを埋入することが可能となり、外科手術の回数や治療期間が少なくなり、早期に見た目と機能性を回復できます。

インプラント

歯科用CTのデジタルデータとシミュレーションで安心の歯科インプラント治療を提供

西荻窪・杉並歯科の歯科インプラント治療は、最初のカウンセリングを最も大切にしています。歯のお悩みをしっかり伺い、インプラントのメリット・デメリット・治療期間・治療費用について丁寧にお伝えします。また歯科用CTによる検査とデジタルシミュレーションは歯科インプラントには不可欠と考えています。デジタルレントゲンと目視だけでは、決して見えない部分があります。歯科用CTによってデジタルの豊富なデジタルデータによって、確実な治療計画をご提案することが可能となります。

インプラント治療の流れ

(1)問診

一般歯科検診でお口の状態を拝見したうえで、ご希望の患者さんには、個別カウンセリングとしてお悩みを伺います。欠損した歯を補う治療はブリッジ、入れ歯、歯科インプラントがあり、それぞれのメリット・デメリット・治療期間・治療費用について丁寧にお伝えします。 西荻窪・杉並歯科の歯科インプラントはドイツのカムログ(CAMLOG Biotechnologies)社のインプラントシステムを採用しています。当院のインプラント臨床から、日本人のお口や骨格に親和性の高いカムログ社の製品を中心に歯科インプラント治療にあたっています。

(2)診査・診断

西荻窪・杉並歯科では院内にデジタルレントゲン・歯科用CTを完備していますので、CT 撮影のためだけに他院に行って頂くことはありません。このデータを元にインプラント治療が可能か否かを診断します。 インプラント治療が可能な場合は、採得データをインプラント専用のソフトで分析し、どのようなタイプのインプラントが適切か、長さはどのくらいの物を使うかをシミュレーションして治療計画を作成します。これらの情報をもとにしてより分かりやすい丁寧なご説明、ご質問への回答、不安の解消に活かしています。

(3)治療計画のご説明と術前カウンセリング

インプラント治療の詳細を画像データや資料を用いて分かり易くご説明致します。その上でインプラント手術を行うか、行わないかを患者さんご自身でご判断ください。西荻窪・杉並歯科では、分かりやすい丁寧なご説明、ご質問への回答を通して不安の解消に努めています。手術を行う場合はお見積内容のご了解、同意書のご記入となります。

(4)インプラント手術に向けて

手術前にお口のコンディションを整えることが何より大切です。歯ぐきの出血や腫れなど歯周症状がみられる場合は、まず基本的な歯周病治療をおこない歯と歯ぐきを健康な状態にします。 西荻窪・杉並歯科ではインプラントの手術で歯科用 CT のデジタルデータをもとに作成するガイドシステムを導入しています。これは事前のシミュレーションによってインプラントを埋入する角度や深さを決定して寸分違わない位置に誘導するシステムです。 また痛みに敏感な方や手術への恐怖心が強い患者さんには、専門の麻酔医の帯同による静脈内鎮静法による麻酔の利用も選択頂けます。

(5)インプラント一次手術

原則的には術後の感染リスクの低いボーンレベルタイプのインプラントによる2回法となります。このインプラントは顎骨の不足や、歯ぐきのコンディション不良などよくない状態のお口に対して機能性と清掃性を併せ持ち、審美的にも優れた歯科インプラント治療を可能とします。 局所麻酔(および静脈内鎮静法による麻酔)をしたあと、歯ぐきを切開します。事前の治療計画通りに専用のドリルで顎の骨に穴をあけていきます。 西荻窪・杉並歯科ではこの一次手術の際、先ほどご紹介したガイドシステムを使用しています。これは3Dプリンタで作られる歯科インプラント手術の補助装置で勘に頼らない、より安全で快適な手術を実現するものです。埋入後にカバースクリューとよばれるキャップを取付け、切開した歯ぐきを縫合して一次手術は完了します。

(6)安静期間(治癒期間)

歯科インプラント手術直後は感染症の予防、痛みケアのため指定のお薬を正しく服用頂きます。7日から14日程度で異常がなければ抜糸をします。その後インプラント本体と骨が結合するまで、約2~6か月は骨とインプラント結合のための安静期間(治癒期間)となります。

(7)インプラント二次手術

安静期間後ご来院頂きます。二次手術というと気後れする方もいると思いますが、西荻窪・杉並歯科では必要最小限の穴を歯ぐきに開け、インプラント本体(フィクスチャー)を露出させます。この独自の手術テクニックにより、大きく切開することなく処置ができ、当日もお食事を召し上がって頂ける点も特徴です。 インプラントに対して、専用のペリオテストという機械を使って顎骨に固定されていることを計測します。動揺がなく骨とインプラント本体が結合していることを確認して、穴をあけた歯ぐきの治癒を待つためのヒールアバットメントと呼ばれるキャップを固定します。

(8)印象・上部構造の製作

ヒールアバットメント装着から7日~10日ほどで歯ぐきが安定したことを確認し、上部構造(かぶせ物)のための型取り(印象)をおこないます。 上部構造(セラミックの歯)を制作している間は、仮歯をつけてお過ごし頂きます。仮歯という言葉から「とりあえず隙間を埋める歯」と思われがちですが、実はとても大切です。 歯に欠損や不具合があると、人は無意識にお口の使い方を変えます。習慣や習癖という動作で、記憶痕跡(Memory engram)と言います。仮歯ではこの正しくない筋肉や神経の動作をリセットする期間という側面も持っています。また新しい形態の歯が、咬み合わせや発音発語、咀嚼嚥下機能に正しく作用しているか、また歯ブラシなどの清掃性、歯ぐきと周囲の歯との調和がとれているか確認していくためにも大切です。

(9)上部構造の調整・装着

昔は上部構造をセメントで固定するのが一般的でしたが、今ではアクセルホールという精密な穴をセラミックに空け、その穴を通じて、上部構造(被せ物)とインプラント体(フィクスチャー)をネジで固定します。これは残存セメントによるインプラント周囲炎のリスクをゼロにできる点、また不慮の事故などで歯が欠けたり割れたりした時にもネジを外すことで、インプラント本体に影響を与えずに歯を作り直すことができることから 2020年代の歯科インプラントとしてはマストと言えます。

(10)歯科インプラント治療後の確認と定期検診

歯科インプラント手術1ヶ月後に検診がございます。治療の終了後でも特に重要な検診す。その後、3~6ヶ月に一度、定期検診をお受けください。歯科インプラントはメンテナンスフリーではありません。天然歯と同じように(或いはより注意深く)、治療したインプラントを長期間お使いいただく為にも、定期メンテナンスをお受け頂く必要があります。