矯正歯科

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セファロ(頭部X線規格写真)について

セファロ(頭部X線規格写真)について

私たち、西荻窪・杉並歯科では矯正治療をおこなう上で、事前の矯正診断をもっとも重要視しています。近年はレントゲンだけでなく、歯科用CTを備える歯科医院も多くなりましたが、矯正治療に不可欠なセファロ*は多くの歯科医院で見過ごされがちです。
西荻窪・杉並歯科では、矯正治療や全顎的な歯科治療に不可欠と言えるセファロレントゲン写真をデジタルで精密に撮影する設備を整えています。セファロレントゲンは一般歯科医院では極めて設置が少ないものですが、実は矯正治療に欠かせないもので頭部X線規格写真という名のとおり、どの歯科医院で撮影しても、機材・地域などにかかわらず、共通の定められた条件で(分析方法は複数あります)撮影します。

頭部を基準にして歯の傾き、上下の顎骨の位置関係のずれ、歯列の形態と位置に関する特徴や成長を定量的に評価する事ができます。矯正治療や全顎的な治療で一番大切なことは、診断に必要な情報を治療前に正確に取得することです。 顔貌や口腔内の写真、歯の模型データ、レントゲン写真やCTデータという基本的な情報、そして特に矯正歯科においては顎骨の位置関係や歯列の形態を評価するセファロレントゲンが揃うことで初めて、正確でスムーズな矯正治療を提供することができるのです。

*セファロ(頭部X線規格写真)1931年にブロードベンド医師、ホフラート医師によって発表された撮影方法で、規格化された撮影条件で頭部を固定して記録することで、術者・機材・地域、人種に左右されず、定量的なデータのもとで比較評価をおこなうことを目的とした撮影方法です。開発当時は頭部の成長の変化を記録・評価するためのものだったと言われていますが、現在では矯正領域おいてセファロによる二次元的な定評分析と、3D-CTによる軟組織をふくめた立体的な診断は必要不可欠なものとして認識されています。