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マウスピース矯正でガタガタの歯を矯正

20代 / 女性 / 2021年8月18日 公開

  • 治療開始時

  • 治療終了時

治療内容

EHD グループ理事長 前島による治療例です。20代の女性患者さんで、前歯の歯並びを綺麗に治療したいと来院されました。
デジタルレントゲンと歯科用CTによる診査診断で第一大臼歯の噛み合わせ位置が左右で異なり右側1級、左側2級、また下顎前歯部の叢生と診断しました。マウスピース型矯正(インビザライン)による治療計画をご提案し、2年3ヶ月(27ヶ月)で矯正治療を完了しました。

治療ステップ

治療ステップ1
診査診断

患者さんの主訴であった前歯のガタガタ(叢生)の解消とともに、臼歯部の噛み合わせを治療する計画を作成、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)による矯正治療を選択しました。

左側の第一大臼歯は不正な噛み合わせ(2級1類)でしたが、左右の顎関節に異常はありませんでした。そこで臼歯部を遠心移動することでスペースを生みだし前歯部の叢生を解消します。

右側の第一大臼歯は正常な噛み合わせ(1級)でした。

下顎前歯部にも叢生(歯のガタガタ)が見られます。左側臼歯部の回転を解消し、前歯部の叢生を解消する資料計画を策定しました。

患者さんの主訴であった上顎前歯部の叢生(歯のガタガタ)がみられます。

デジタルレントゲンによる検査

デジタルレントゲン(パノラマレントゲン)で顎関節の状態、歯根の形、角度をチエックします。顎関節の診査を行うことで、本来楽に噛める位置を探し出しそこから本来の歯の位置を見つける助けとなり、矯正で歯を並べることで、より自然な噛み合わせとなります。 この患者さんは顎関節に異常はなく、歯列に動きにくい歯はなく、移動に問題ない可能性が高いことがわかりました。

治療ステップ2
治療シミュレーション

マウスピース型矯正(インビザライン)の専用シミュレーションソフト(クリンチェック)で治療を進めます。これは下顎の前歯の歯の軸方向の修正を行なっているところです。

の第一段階では、ほぼ治療シミュレーション通りに歯が移動していることがわかります。 検診時に細かな部分のズレを見つけて微修正を続けます。

治療ステップ3

治療計画通りに動いていない歯を再度、修正します。最終の仕上げ用のマウスピースアライナーを作成して歯並びの微調整を行なっています。

この患者さんの場合は、左側臼歯部の噛み合わせが十分ではなかったため、必要な時間をしっかりかけて噛み合う位置に歯のに移動する最終計画としました。

マウスピース型矯正は最初の治療計画だけにとらわれず、検診毎のチェックで微細な変化を見逃さず治療計画の修正を行うことが大切です。

治療ステップ4

EHDグループのマウスピース型矯正(インビザライン)治療は、平均3回〜4回程度のマウスピースの作り直し(微調整)をしながら歯並びと噛み合わせ機能の両立を実現しています。

左側の第一大臼歯の噛み合わせも臼歯部の遠心移動により改善しました。

マウスピース型矯正(インビザライン)の治療開始から2年3ヶ月(27ヶ月)で矯正治療を完了しました。

矯正治療の完了後はマウスピース型リテーナー(保定装置)を指定期間装着頂き、歯の後戻りを防止します。

治療費

インビザライン装置、治療費 102万円
検査費用 2万円
リテーナー 5万円
合計 税抜 109万円 (税込 119万9千円)

※価格は税別です。

※保険外診療による治療費用を明記しています。

※費用は、歯・口腔内の状態によって異なります。

※費用は治療当時のもので現在と異なりますことをご了解ください。

※グループ治療実績をお伝えするため、理事長症例を紹介しています。

リスク・副作用

マウスピースの使用により稀にでアレルギー、また口内炎が生じることがあります。

歯の移動には痛みが生じることがあります。

使用時間をお守り頂けない場合計画した歯並びにならない可能性があります。

治療担当

歯科医師:前島 哲也 (EHD 理事長)