症例紹介

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歯並びと顎の痛みを非抜歯のマウスピース矯正で治療

30代 / 男性 / 2025年1月24日 公開

  • 矯正治療前

  • 矯正治療後

治療内容

EHD グループ理事長 前島による治療例です。30代の男性患者さんで、前歯が下の歯を覆い隠す深い噛み合わせ (オーバーバイト)でした。患者さんのお悩みは噛み合わせと、口を開ける時の痛みでご来院されました。デジタルレントゲンと歯科用CTによる診査診断の結果、下顎の後方転位をともなうアングルクラス1相当と診断しました。また他の矯正医院で抜歯が必要と言われ、矯正のために抜歯を避けたいというご希望も踏まえ、マウスピース型矯正(インビザライン)による非抜歯での矯正計画をご提案、治療開始から約2年6ヶ月で矯正治療を終えました。

治療ステップ

治療ステップ1
診査診断

お悩みは噛み合わせと、口を開ける時の痛みでした。上顎が下顎に対してかなり前方にあり、左の顎関節から口を開ける際に異音がするということでした。診断の結果、口を開けるとき顎が歪んで開いている様子がわかりました。

また自然に口を閉じ噛んで頂くと、噛み合う位置がずれていました。これらの症状から、下顎が後方におしこまれてることで、見かけ上の歯が出ていると判断、下顎の後方転位。アングルクラス1に相当すると診断しました。

下顎の顎位を正しい位置に戻した後、あらためて診断します。

治療ステップ2
治療計画

下顎の位置を前方に移動させるために、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を選択して、本来の下顎の位置に戻し、その正しい位置でで習慣的に噛めるようにします。

治療ステップ3
治療経過

前方での正しい噛み合わせ(アンテリアガイダンス)を習慣化できるように、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用して、顎の位置を再定義しています。

また臼歯部では、噛み合わせの高さを上げることで、前方で噛み合わせを作る治療をおこなっています。

臼歯部の噛み合っていない部分をマウスピース型矯正装置(インビザライン)で整え、後方の噛み合わせ(ポステリアガイダンス)を再構築しています。

治療ステップ4
治療終了

治療期間 約2年6ヶ月

理想的な前歯の噛み合わせ、左右の奥歯の噛み合わせを、抜歯せずにマウスピース型矯正装置(インビザライン)にて終えました。

とくに全く噛み合っていなかった左の奥歯で、しっかりと噛み合っていることがお分かり頂けると思います。

このように非抜歯でも、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の矯正治療で理想的な歯並びの治療を行うことが可能です。

治療費

インビザライン装置・調整管理費 一式 110万円
精密検査費 一式 4万円
難易度加算費 一式 20万円
合計 税抜134万円 (税込147万4千円)

※価格は税別です。

※保険外診療による治療費用を明記しています。

※費用は、歯・口腔内の状態によって異なります。

※費用は治療当時のもので現在と異なりますことをご了解ください。

※グループ治療実績をお伝えするため、理事長症例を紹介しています。

リスク・副作用

マウスピースの使用により稀にアレルギー、また口内炎が生じることがあります。

歯の移動には痛みが生じることがあり、また個人差がありますます。

マウスピースの装着時間をお守り頂けない場合、計画した歯並びにならない可能性があります。

マウスピース型矯正装置は虫歯ができやすくなりますので、定期的な歯科検診が必要です。

治療担当

歯科医師:前島 哲也 (EHD 理事長)